まちの小さな整骨院のウイルス(感染症)とワクチンについてのお話②

こんにちは!
福岡市南区大橋のまちの小さな整骨院の諌山です(^O^)/
前回は感染症について色々まとめましたが、今回はパンデミック(世界的大流行)の歴史をメインにまとめていこうと思います😁(パンデミックが多すぎて、ワクチンは次回です😓)
先ず、パンデミックとは
人獣共通感染症(伝染病)が世界的な大流行をみせること。なかでも生命に関わるような症状を伴う感染症のパンデミックは、人類の皆にとっての脅威であるとされる。
出典:ウィキペディア
また、パンデミックの歴史は
(人口推移は色々な見解が有るので間違ってたらごめんなさい)
アテネの疫病 紀元前430年(ギリシャ)
・病原体不明
・死者数:7万5000~10万人(アテネの人口:30万人)
アントニヌスの疫病 165年 ~180年(ローマ)
・麻疹?または天然痘?
・別名ガレンの疫病
・死者数:500万人(紀元164年のローマの人口約:6140万人)
建安の疫病 195年 ~220年(中国)
・腸チフス ?
・三国志の赤壁の戦い辺りの出来事
・死者数:1000万人以上(三国志時代の中国の人口:2000万人?)
ユスティニアヌスのペスト 541年~542年(地中海)
・ペスト
・歴史に記録された世界初のペスト流行
・死者数:2500万人(当時の世界人口:2億人くらい)
黒死病 1347年~1352年(東中西アジア、欧州)
・ペスト
・二度目のペスト大規模流行
・7500万人以上(1340年の世界人口:4億4千万人位)
大航海時代の伝染病 1518年~1568年(メキシコ)
・天然痘、麻疹、腸チフス
・ヨーロッパ人により持ち込まれたもの
・死者数:1700万人(1500年の南北アメリカの人口:2千万人位)
インフルエンザ 1556年~1560年(欧州)
・インフルエンザ
・致死率20%
・死者数:2500万人(1500年の欧州の人口:8700万人)
ロンドンの大流行 1665年(イギリス)
・腺ペスト
・死者数:7万5000人以上(当時のイギリスの人口:46万人)
天然痘の流行 1775年 ~1782年(北アメリカ)
・天然痘
・アメリカの独立戦争時
・死者数:13万人(世界:9億4千万人)
コレラの流行 1816年~1923年(世界の色々な地域)
・コレラ
・死者数:多すぎるので参考ページへ(ウィキペディア:コレラの歴史)
ペストの流行 1855年 ~1896年(アジア)
・ペスト
・死者数:1000万人(アジアの人口:6億7千万人)
スペイン風邪 1918年 ~1920年(世界)
・インフルエンザA/H1N1
・初発見はアメリカ
・死者数:1700万 ~ 5000万人(当時の世界の人口:18億人)
アジア風邪 1957年 ~1958年(世界)
・インフルエンザA/H2N2
・死者数:100万人(1950年の世界人口:27億人)
El Tor型コレラ(正式名称なし) 1961年(南アジア、ソ連)
・コレラ
・推定されうるコレラの世界的流行7度目
・死者数:不明
香港風邪 1968年 ~ 1969年(世界)
・インフルエンザA/H3N2
・日本では通称「A/香港型」
・死者数:75万人(1968年の世界人口:35億人)
A(H1N1)pmd09(新型インフルエンザ) 2009年~2010年
・インフルエンザA/H1N1swl
・死者数:14142人(2009年世界の人口:68億人)
COVID-19(新型コロナウイルス感染症) 2019年 ~ 現在
・肺炎他 (SARS-CoV-2)
・初発見は中華人民共和国
・致死率5%(?)
・死者数:597万人?以上(2019年の世界人口76億人)
※2022年3月時点
上のメジャーなパンデミックを見て思う事なのですが、戦争や政情不安などの時期にパンデミックが起こっているような気がします🙄
その中でもスペイン風邪が最も分かりやすいですが第一次世界大戦中の出来事で、国民総力戦、不衛生な塹壕戦、化学兵器・・・。これらを上げると大体わかると思います。
また昔(1900年以前)は医療の関係もあると思いますが、天然痘やペストコレラといった専門の医療を受けないと致死率の高い感染症が多いです。(大体50%くらい)
1900年以降は上記の感染症は治療法の確立や、ワクチン普及でパンデミックが起こらなくなりました。
その代わりインフルエンザなどの呼吸器の感染症で比較的に致死率の低い病気がパンデミックを起こすようになりました。
また上記のパンデミックの中に入っておりませんが、
1980年以降にエイズ(後天性免疫不全症候群、HIV)が蔓延し20年間で6500万人が感染、2500万人が死亡したり、
1997年:高病原性鳥インフルエンザの発症者 397人、死亡者249人、
2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)では8422人が感染、916人が死亡(致命率11%)
※この際は中国や発生地域でが封じ込めに成功しました。また現在パンデミック中のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の姉妹ウイルスです。
2013年:MERS(中東呼吸器症候群)では2494人が感染、858人が死亡。(最終は2019年)
※こちらもSARS、COVID-19の仲間です。
また昔から有り今でも感染者が出ている結核やマラリアも日々進化して生命の危険があります。
このように人類は感染症との戦いでした。
その中で多くの犠牲を出しながら私たちは治療法や対策を確立してきました。
これからも病原体も手を変え品を変え、人類に挑んできます。
(病原体の生きるために生物に感染します)
この事を今生きる私たちが忘れるべきではありません。
また歴史を紐解いて分かった事ですが、どの時代もパンデミックが起こった際に、根拠がない情報が錯綜し、最悪人の命が奪われた事も忘れるべきではありません。
人間は弱く、そして残酷な生き物だと本当思います。
他人任せになってませんか?
目の前の情報ばかりに惑わされてませんか?
しっかり自分の頭で理解し、行動する事が大切だと思います✨
以上第2回まちの小さな整骨院のウイルス(感染症)とワクチンについてのお話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
次回、ワクチンや対策についてまとめますのでよろしくお願いします😁
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ウイルス(感染症)とワクチンについてのお話
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