2021.12.17

まちの小さな整骨院について

こんにちは！

福岡市南区大橋のまちの小さな整骨院の諌山です！(^O^)／

今年も後もう少しで終わりますが皆様いかがお過ごしでしょうか？

前回はお世話になった方へのご挨拶を書きましたが、今回は当院の運営理念や、特徴などを書こうと思います。

 

当院の運営理念は「身近で寄り添える、セラピストとクライアントの垣根を無くし、幸せを共有できる場所を作る。」です。

 

普通、整骨院や医療関係なら地域の方々の為にとか、患者様第一になどを使うのが相場ですが、私は基本的に、患者様は神様だとか、患者様の為にとか言うのが嫌いです。

自分が健全な生活が送れて初めて他人を助けれると思っております。

 

基本、医療業界は自己犠牲=正義のように思われておりますが、医療とはれっきとしたサービス業です。

私も整骨院業界や介護業界でサラリーマンを経験しましたが、会社内では１番最初に言われるのはお金でした。

 

売り上げやリピート率、営業トークなど普通の企業と何ら変わりません。むしろ白衣を着ているから自己犠牲集団に間違われそうですが、中々ブラックです。企業の有り方としてもサービス残業の強要や、賃金に似合わないノルマや意味不明な清廉潔白な人格の強要がひどい業界です。ホント社畜育成エリートコースです。

これ以上話すと今回のコラム「まちの小さな整骨院について」が収集つかなくなりますので、整骨院業界の闇はこの程度にして本題に戻ります。

 

なぜ、「身近で寄り添える、セラピストとクライアントの垣根を無くし、幸せを共有できる場所を作る。」を運営理念にしたかと言うと、私は上記の通り、無理な犠牲は嫌いであり、クライアントとセラピストに上下関係(先生様の言う事を聞け、お客様は神様だから要望に応えんかい！)が大嫌いです。そんな関係は長くは続かないし、お互い腹を割って話せないからです。

 

私は付き合いの長いクライアントは、年上の方なら、敬意を払いつつ良いおっちゃん・おばちゃんとして付き合っていきたいし、同年代や年下の方なら仲間として、付き合っていきたいです。年をとっても「お互い年っ取ったね」と言い合える関係で有りたいと思っております。

 

なので当院では、私の事を先生と呼ばないで欲しいとクライアントにはお伝えするし、クライアントを患者さんとは言わず、クライアントやお客さんと呼んでおります。それで少しでも立場の差を生みたくないし、腹割って話す上で邪魔だと思っております。

 

また私は白衣を着ません。スポーツトレーナーをやっていたことも有りますが、施術において動きづらい服装なので、ポロシャツかTシャツ、ズボンはジャージ、足元は足袋といういで立ちです。動きやすさを追求しておりますが、そちらの方が親しみやすいし、先ほどお話しした通り、整骨院や医療業界の相場の白衣のイメージが嫌いだからです。

 

私の思想がとても反映した整骨院で、革新的な印象に思われますが、私は伝統と格式を守る古き良き整骨院を運営していると自負しております。

 

整骨院業界は元々は戦国時代の柔術家達が戦場や稽古で負った怪我の処置の対応から始まり、江戸時代に蘭学や大陸の医術を吸収し確立した歴史の有る医術です。江戸時代は「ほねつぎ」と言われ地元の人から尊敬されると同時に慕われた存在でした。明治時代以降に色々有りましたが現在まで続く日本の伝統医術です。

 

それが平成に入り、整骨院を開業できる柔道整復師の免許が簡単に取れるようになり、臨床経験をほとんど経験せず整骨院を開業し、セミナーで小手先だけの整体術を学び、顧客満足度が高いだけの医学的見地の無いサービスをオプション料金でコソコソ稼ぐスタイルが蔓延してしまいました。またリピート率を高める営業トーク術やシステムの追求ばかりで嘆かわしいばかりです。また謎のライセンスを自慢したりホント訳の分からない業界になってしまいました。私は先人のように知っている人間から慕われる人間で有りたいと思っております。

 

私は小出しのサービスでコソコソ金稼ぎをするのがのが嫌いで、一律料金でクライアントの状態に応じて施術をするのが好きです。一律ですが施術内容が毎回違います。骨盤矯正、背骨矯正、頭蓋骨、筋膜、リンパ、神経、内臓、歩行など大体対応できるので付き合いの長いクライアントの方々は私にお任せみたいなところがございます。

 

また今回、新事業を始めるのも、クライアントから「施術料金が安すぎる！値上げしろ！」と言うありがたいお言葉を多くいただき、値上げと同じくクライアントに還元できるようにと始めたところもございます。

 

私自身の経験を基とした考えとして、世の中の人は車や服などに高いお金を払い物欲には投資をするのに、お金を稼ぐ資本である体には面白いほど投資をしません。(していてもメディアが言うだけの私たち体のプロから見たら見当違いな事がほとんどです。)

 

ただ私がお世話になっているクライアントの方々は百戦錬磨の経営や分野分野のプロばかりです。また引退されても誇り高い方々ばかりです。その方々は口を揃えて言う事は、自分が良い状態ならお金は必ず手に入るです。

最高の言葉だと思います。私もクライアントの言葉により助けられてばかりです。

 

上記の「値上げしろ！」も将来の私の院が発展する事を考えての先行投資であり、私の整骨院が余裕が出来れば更にワンランク上のサービスを提供してくれると、先をみた発言だと思いました。

今いるクライアントの為にも頑張らないといけないと思う次第です。

 

また、今いるクライアントの中には、今まで体のメンテナンスで色々な整骨院や整体院、病院に行き、当院にたどり着いた方が言われたのですが、「自分に合った整骨院が無かった」と言われたことが有ります。

それもそうだと思います。ほとんどの整骨院は基本３０～５０代の女性をターゲットにしたサービス展開の整骨院が大半だからです。また所得も中流家庭をターゲットにしております。

 

現在、経済を動かすのは４０～６０代の働き盛りの男性が多いと思います。ですがその方々に向けた整骨院はあまり無いと思いました。

 

人には言えない悩みや愚痴を言え、周りを気にしないで心からリラックスできる環境の空間。偽りの無い質の高い施術、そして気軽に話せる変な奴(笑)、当院はそれらが揃っていると自負しております。

 

私も経営者として日本経済の役に立ちたいという野心が有ります。その中で経済を動かす方々に向けたサービスを提供したいという気持ちが有ります。その方々が最高のパフォーマンスで仕事をされたら凄い事が起こるのではないかと思っております。

 

それはプロアスリートと専属トレーナーの関係も同じです。双方が心が一つになる事で爆発的なパフォーマンスが生まれます。

 

当院(私)はプロアスリートが受けている最高のサービスを仕事を頑張っている方に提供できたらと願い整骨院を運営しております(*^▽^*)

 

もし体の事でケアを受けたいけど相談しやすくて、しっかりした施術を受けたいなどの悩みがございましたら何時でも当院のLINEからご相談ください。私の方が手が空いた時にお返事をお返しいたします。一緒に考えたら良い事も有るかと思います。

 

今回は私の考えが詰りに詰まった駄文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回も院長コラムで諌山節が炸裂すると思いますが宜しくお願い致します(>_<)

 

 

まちの小さな整骨院

諌山

https://mtseikotuin.com