まちの小さな整骨院のウイルス(感染症)とワクチンについてのお話①
こんにちは!
福岡市南区大橋のまちの小さな整骨院の諌山です(^O^)/
先日、福岡も蔓延防止措置が解除されました✨
また蔓延防止措置が発動するかもしれませんが、以前は新型コロナウイルスを連日テレビなどで放送され不安を煽っておりました。
(煽るだけではなく、もっと伝えるべきことが有ると思うのですが・・・😥)
しかし、新型コロナウイルスでも言われているウイルスとワクチンですが、実際どれだけの人が「ウイルスとはなんぞや?」、「ワクチンってどんな効果あるの?」、「感染症の分類ってなに?」などの素朴な疑問をご説明しようと思います。
ただ今この話は少しナイーブな話なので、私の考えや一部専門家の考えはあえて書かず、今まではどんなものと言われていたかを書こうと思います。
医学や感染症の基礎、感染症の歴史から読み取れることも多いので少しでも参考になれば幸いです。
今回は私の参考書では手に負えない所が有るので、医療従事者向けのサイトで転記OKのサイトの言葉をめっちゃお借りして作成させていただきました。
また今回も例に漏れず長文になるので3部構成で書こうと思います😅
それでは始めていきます😁
先ずウイルスに行く前に感染症のお話から始めていきます。
感染症とは、病原体(病気を起こす小さな生物)が体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。
病原体は大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されます。
病原体が体に侵入しても、症状が現れる場合と現れない場合とがあります。感染症となるかどうかは、病原体の感染力と体の抵抗力とのバランスで決まります。
感染経路としては大きく分けて2種類ございます。
一つは垂直感染
➡・妊娠中、あるいは出産の際に病原体が赤ちゃんに感染するもの。
二つ目は水平感染
➡・感染源(人や物)から周囲に広がるもの。
・また下位の分類として接触感染、飛沫感染、空気感染、媒介物感染があります。
・接触感染:感染者(源)に直接接触して感染する。
例) 伝染性膿痂疹(とびひ)、梅毒、淋病、破傷風
・飛沫感染:咳やくしゃみで飛び散ったしぶき(飛沫)を吸い込むことにより感染する。
例) インフルエンザ、かぜ、百日咳、マイコプラズマなど
・空気感染:空気中を漂う微細な粒子(飛沫核)を吸い込むことにより感染する。
例) 結核、麻疹(はしか)、水痘(みずぼうそう)
・媒介物感染:汚染された水、食品、血液、昆虫などを介して感染する。
例) コレラ( 水 )、食中毒(食品)、ウイルス性肝炎(血液)、マラリア(蚊)
感染経路とは別に病原体も重要です。
細菌とは、
・大きさは 1~5μmくらい。(ヒトの細胞20μmより小さい)
・DNA、RNAを両方とも持っている。
・栄養があれば、自ら成長したり、増えたりすることができます。
・食中毒は大体細菌が原因が多い。
・治療は抗生物質。
例)サルモネラ菌などの食中毒、腸管出血性大腸菌感染症(O157、O26等)、A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎、百日咳、とびひ、結核、コレラなど
ウイルスとは、
・大きさは 10~400nmくらい。(ヒトの細胞よりめちゃ小さい)
・DNA、RNAのどちらかしか持っていない。
・栄養分等で自ら増殖することはできず、人間などの生きた細胞の中でのみ増殖していきます。
・食品などの死んだ細胞では増殖しない。
・治療は抗ウイルス薬。
例)麻しん、水痘、風しん、流行性耳下腺炎、手足口病、インフルエンザ、咽頭結膜熱、ウイルス性肝炎、感染性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス)、RSウイルス感染症など。
真菌とは、
・大きさ3~40μmくらい。(ヒトの細胞より大きかったり小さかったり)
・DNA、RNAを両方とも持っている。
・人の細胞に定着し、菌糸が成長と分枝(枝分かれ)によって発育していく。
・簡単に言うとカビや酵母も真菌です。
・治療は抗真菌薬。
例) カンジダ症(カンジダ)、水虫(白癬菌)、アスペルギルス症(アスペルギルス)
寄生虫とは、
・大きさは多種多様だがヒトの細胞より大きい。
・人や動物の表面や体内にとりついて食物(栄養)をぶんどる生物。
・DNA、RNAを両方とも持っている。(虫なだけに)
・寄生虫は宿主(寄生する生物)なしでは生きていけません。
・原虫、蠕虫、衛生動物と色々種類がいます。
・治療は抗寄生虫・原虫薬。
例) アニサキス症、アメーバ赤痢、エキノコックス症、疥癬(ヒゼンダニ)、シラミ
などなど、簡単に書いたのですが用語が難しいですね。
こんな種類が有る程度の認識で十分です✨
次によくテレビやネットで話題になった感染症法の分類についてまとめます。
まず感染症法は症状の重さや病原体の感染力などから、感染症を1類~5類の5種の感染症と指定感染症、新感染症の7種類と新型インフルエンザ等感染症に分類しています。
1類感染症
・感染力や罹患した場合の重篤性などに基づく総合的な観点からみた危険性が極めて高い感染症。
・入院、健康診断、消毒等の措置、交通制限等の措置が可能 。
例) エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱
2類感染症
・感染力や罹患した場合の重篤性などに基づく 総合的な観点からみた危険性が高い感染症。
・入院、健康診断、消毒等の措置。
例) 急性灰白髄炎(ポリオ)、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群(SARS コロナウイルス)、中東呼吸器症候群(ベータコロナウイルス属MERSコロナウイルス)、結核、鳥インフルエンザ(H5N1)
3類感染症
・感染力や罹患した場合の重篤性などに基づく 総合的な観点からみた危険性は高くないものの、特定の職業に就業することにより感染症の集団発生を起こしうる感染症。
・特定職種への就業制限、健康診断、消毒等の措置。
例) 腸管出血性大腸菌感染症、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフス
4類感染症
・人から人への感染はほとんどないが、動物、飲食物などの物件を介して人に感染し、国民の健康に影響を与えるおそれのある感染症。
・動物への措置を含む消毒等の措置 。
例) E型肝炎、A型肝炎、黄熱、狂犬病、マラリア、鳥インフルエンザ(H5N1 を除く)、ウエストナイル熱、オウム病、日本脳炎、レジオネラ症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、デング熱
5類感染症
・国が感染症発生動向調査を行い、その結果に基づき必要な情報を国民や医療関係者などに提供・公開していくことによって、発生・拡大を防止すべき感染症。
・国民や医療関係者への情報提供によって、発生・拡大を防止 。
例) インフルエンザ、麻しん、梅毒、後天性免疫不全症候群(AIDS)、アメーバ赤痢、感染性胃腸炎、風しん、百日咳、水痘
指定感染症
・ 既知の感染症で、1類から3類感染症と同等の措置を講じなければ、国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれ がある感染症。(政令で指定、1年限定)
例) 鳥インフルエンザ(H7N9)、中東呼吸器症候群(MERS)
新感染症
・人から人に伝播すると認められる感染症で、既知の感染症と症状などが明らかに異なり、その伝播力および罹患した場合の重篤度から判断した危険性が極めて高い感染症。
・発生当初は都道府県知事が、厚生労働大臣の技術的指導・助言を得て、個別に応急対応する。政令指定後は政令で症状などの要件した後に1類感染症に準じた対応を行う。
新型インフルエンザ等感染症
・新たにヒトからヒトに伝染する能力を有することになったインフルエンザであって、国民が免疫を獲得していないことから、全国的かつ急速なまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれ のもの。
・入院、健康診断、消毒等の措置、政令により1類感染症相当の措置も可能、感染したおそれのある者に対する健康状態の報告要請、外出の自粛要請。
例) 新型インフルエンザ、再興型インフルエンザ
感染症法の分類は大体こんな感じです。
その中で今回の新型コロナ(COVID‑19)は新型インフルエンザ等感染症に分類されます。
(R4年3月時点で分かっている範囲でまとめました)
大体、感染症の概要と感染症の分類はこんな感じです😁
分かりにくい内容だったと思います。
私もまとめていて何度か挫折して逃走しましたが何とかまとまりました😓
次回は感染症の世界的大流行(パンデミック)の歴史の事を書こうと思います。
(ワクチンは次の次になりそうです💦)
最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
まちの小さな整骨院
諌山
ウイルス(感染症)とワクチンについてのお話
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